2. 公理カノン (Axiomatic Canon)
全ての創作物は、以下の3つの絶対座標の上に位置づけられなければならない。 2
第1条:絶対年表への準拠 (Adherence to the Absolute Timeline)
「絶対年表」は唯一の公式記録である。キャラクターの生没年、国家の興亡などの事実は、この年表と矛盾してはならない。 3
第2条:確定地図への配置 (Placement on the Fixed Map)
物理的な実体を持つ全ての存在(都市、建物、人物)は、「確定地図」上の特定の座標、または定義された領域内に配置されなければならない。 4
第3条:一意性の原則 (Uniqueness of Entities)
全ての固有名詞は一意であり、Wikiに登録されなければならない。同名の存在を作ることは原則として避ける。 5
3. マスター階層構造 (Master Hierarchy)
本世界は、リンネ式生物分類学に倣った以下の8階層によって定義される。
上位層(Regnum~Classis)は「学名(ラテン語)」で定義され、下位層(Ordo以降)は「通称(各民族語)」によって運用される。 6
| 階層 | 名称 (学術名) | 役割・定義 | 該当する要素 |
| I | Regnum (界) | 基盤・法則 変更不可能な世界の「舞台」。物理法則、魔法の源流、地理。 | 物理法則、大陸、海洋、気候、創世神話 |
| II | Divisio (門) | 展開・資源 環境に適応して発生した資源と生命のカタログ。 | 鉱脈、動植物、モンスター、原生生物 |
| III | Classis (綱) | 種族 (器) 文化を含まない、生物学的スペックとしての知的種族。 | 人間、エルフ等の原種 (Homo silvanus等) |
| IV | Ordo (目) | 言語 (OS) 世界を認識・記述するための思考体系。 | 各種族・地域の言語構造、文法 |
| V | Genus (属) | 地名・領域 言語によって意味付けられ、切り分けられた地理的領域。 | 国家、都市、遺跡、文化的な地名 7 |
| VI | Familia (科) | 民族・共同体 言語と土地を共有し、「我々」を定義する集団。 | 〇〇人、〇〇部族、アイデンティティ |
| VII | Opus (作品) | 文化・制度 民族が生み出した具体的な成果物。 | 宗教、技術、法律、組織、芸術 |
| VIII | Individual | 個体・現在 歴史の最先端にある具体的な事物。 | キャラクター、固有アイテム(Artifact)、物語 |
4. Wiki記述プロトコル
4-1. ペアレント・アンカー制 (Parent Anchor System)
各記事(ページ)は、自身の存在根拠となる**「直接の親 (Direct Parent)」**へのリンクを必ず1つだけ持たなければならない。 8
- ルール: 親の属性は子に継承される。
- 記述例: キャラクター記事のFrontmatter(冒頭定義)には、所属する「家」や「組織」を親として指定する。YAML
parent: "[[L7_House_Lautrec]]" # 親(ロートレク家)の資産や地位を継承する
4-2. 情報開示レベル (Clearance Level)
記事内容は、読者の物語進行度に合わせて二層構造で記述する。 9
- Level 1: 公的記録 (Exoteric)
- 一般に知られている事実、物語開始時点のステータス。
- ネタバレを含まない表向きの所属。
- Level 2: 機密記録 (Esoteric)
- 物語の途中で明かされる真実、裏切り、深層設定。
- 折りたたみ(アコーディオン)や別タブ等のUIを用いて隠蔽する。
- 記述例: 「実は革命軍のスパイである」という情報はここに書く。 10
5. 命名ガイドライン
- 学術名 (Regnum – Classis): ラテン語ベースの命名を行う。客観的・普遍的な定義。
- 例: Homo silvanus (森の人=エルフ) 11
- 通称 (Ordo – Individual): その文化圏の言語体系に基づく命名を行う。主観的・文化的な定義。
- 例: エルフ語による「銀の森の民」 12